2021-04-19 第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
二〇〇一年にIT基本法を施行したところで、各省庁の横串機能、横串連携もせず、地方自治体がばらばらに調達しているシステムとの連携も考えず、民間の知見、インターフェースにも学ばず、二十年たってもなおこういったCOCOAやオリパラアプリのような調達を続けていることにも怒っています。でも、だからこそ、随意契約でベンチャー企業を選んだのであれば、その理由を述べ、結果を出していただかなければなりません。
二〇〇一年にIT基本法を施行したところで、各省庁の横串機能、横串連携もせず、地方自治体がばらばらに調達しているシステムとの連携も考えず、民間の知見、インターフェースにも学ばず、二十年たってもなおこういったCOCOAやオリパラアプリのような調達を続けていることにも怒っています。でも、だからこそ、随意契約でベンチャー企業を選んだのであれば、その理由を述べ、結果を出していただかなければなりません。
台風十五号、十九号というのが相次いで来て大変な災害の年になったわけでありますけれども、私が着任する段階で、山本前大臣がありとあらゆるスキームをしっかりとつくっていただいたおかげで、初動、そしてまた各省庁の横串連携というものが取れて今まで以上の俊敏なる対応ができたのではないかと、このように考えているところであります。
総理、これはひとつ、総理の発想でこれは始まっているんですから、この地方創生や人づくり革命、生産性革命、こういったものを思い切って政府内で横串連携をさらにさせるための指示が必要だと思いますが、ぜひお考えをお聞かせください。 〔委員長退席、田中(和)委員長代理着席〕
ぜひ、そこを私たちは皆さんにきちんと説明しなきゃいけないし、この地方創生は横串連携です。ですから、交付金の対象事業だから、それだけではなくて、交付金の対象事業であっても、そのほかの農水省や環境省や経産省や別の仕事もそこの中に入っていったっていいわけなんです。そういう横展開や融通がきくような体制をぜひしっかりやっていただきたい、このように思っております。
この会合では、総務省は、金融庁であるとか中小企業庁あるいは農水省等との横串連携による地域経済イノベーションサイクルについて事例を提出をされているようでありますけれども、過疎は、放っておけば人口が流出をして、やがて集落が維持できなくなる可能性があるし、あるいは高齢化が進んで流出する人自体がいなくなる、いわゆる限界集落問題も出てまいります。